私は、グルテンフリー生活を長く続けていますが、グルテンフリーを行っていることを人に話すと、よく受ける質問があります。それが、
グルテンフリーってダイエットになるの?
という質問です。これは、世の中の人たちのダイエット意識が高いため、このような質問をされるのでしょう。
そして、これに対する自分の回答は、
グルテンフリー生活が、結果ダイエットになる場合もある
といった感じです。
私はダイエットの専門家ではありませんが、「グルテンフリーに、確実にダイエット効果があるとは言えないが、考えた結果、ダイエット効果もあるよな。」と、自身の体験から感じられます。以下に、そのように感じる理由を述べたいと思います。
理由①:揚げ物を食べなくなる
理由の一つ目は、揚げ物を食べなくなるからです。唐揚げ、天ぷら等の揚げ物は、もれなく小麦粉の衣をまとっています。
なので、グルテンフリーを行っていれば、これらを自然と摂取しなくなります。
揚げ物を食べられないのはさみしい!
と訴える人もいますが、衣なしでも満足できる代わりのものはいくらでもあります。
例えば、唐揚げの代わりに、

鶏の照り焼きや、

焼き鳥というふうに置き換えていけばOKです。
それが以外でも、とんかつを食べるならば豚の生姜焼きにするなど置きかえていきましょう。

このように揚げ物を避ければ、糖質である小麦を避けられるだけでなく、揚げ物を揚げるときに使われる油※も避けられ、結果、ダイエットになります。
※揚げ物に使われる油は、一般的にトランス脂肪酸を含んだ安い植物油が多いので、健康面を考えても摂取しないのがベターです。
理由②:間食をしなくなる(または減る)
二つ目の理由は、間食をしなくなる。または減ることです。
間食でよく食されるクッキー・ビスケット等は小麦が使用されており、スナック菓子等も小麦を使用しているものが多めです。
そして、グルテンフリーを行っている者はそれらを避けます。その結果、余計な間食をしなくなります。
「3時のおやつ」と言いますが、人間は基本1日2・3食で問題なく生命活動の維持が可能ですので、間食という余計なカロリー摂取が無くなることは、ダイエットをするうえを大きいでしょう。
しかし、他の糖質を摂取すれば無意味
しかし、グルテンフリーを行って小麦を摂取しないからといっても、他の糖質を摂取していれば無意味になります。
小麦以外でも、米や芋といった別の糖質があります。これらを大量摂取していれば、全くダイエットにはなりません。
自分は小麦を取らないから、代わりにご飯大盛り!
では無意味です。
また、小麦でないからといって、おやつに煎餅やポテトチップスをバリバリ食べていれば痩せることは困難でしょう。

結局、グルテンフリーはダイエットに直接効果があるものではなく、食べ過ぎないことが重要で、グルテンフリーはダイエットを補助するものといえるでしょう。